春から初夏にかけて、水分って足りていないかも?脱水になる理由とわたしの体験談

お仕事(看護・介護)編

はじめまして!!『ちゅーりっぷ。』と申します。

このブログでは仕事、育児、日常の生活での疑問、情報をわたしらしくお伝えしようと思います。

初めての記事は最近この時期になると感じる「水分って大事」ということについて書いてみようと思います。

日中、熱いと思う日が増えてきました。各地で夏日になるところもちらほら。

そこで気を付けたいのが「脱水」です。脱水は熱中症の初期段階、原因となります。

脱水の症状としては だるい、疲れやすい、頭痛、めまい、立ちくらみ、のどの渇き、食欲がないということがあります。

実は、この春~初夏にかけては脱水になりやすい傾向にあるんですね。その理由についてまずは説明したいと思います。

脱水になりやすい理由

①まだ体が暑さに慣れていない

→急な暑さに体が順応できず、発汗等の体温調節機能が乱れやすくなります。

②自覚症状が出にくい

→汗をかいても自覚しにくく、のどの渇きも感じにくくなります。

③空気の乾燥

→空気の乾燥は体から皮膚や呼吸を通じて水分が蒸発しやすくなります。(これを※不感蒸泄という)

というのが原因とされています。また、春は新生活になる方が多く環境の変化で体調を崩しやすくなることから脱水になることもあるようです。 

※不感蒸泄は成人60kgの人で約900ml/日ほどの水分が何もしなくても出ていくようです。

わたしの体験談

私はデイサービスで働いています。この時期、利用者さんの体調不良者が多くみられます。最悪血圧が下がってしまい、意識消失する方もたまにみえます。そういえば暑くなってきたなとまず、脱水を疑い水をコップ半分~1杯飲んでもらい休んでもらうと改善する方が多いです。自宅でも飲んでない方が割と多いです。

高齢者は若い方と比べると…

・暑さより寒さが気になるため暖かくなっても朝寒いからと厚着する傾向にある。

・のどの渇きを感じにくく、体温調節機能が低下する

・トイレに行くのが億劫であるため水分を摂ることを控える           …等々

脱水になりやすくなっているため、利用者さんの血圧が低い方は水分を摂るように声をかけて水分を摂ってもらうようにしています。でも割と高齢者の方って飲めない、飲みたくないって方が多く、声掛けが難しいなってことないですか?そこで職場で試している方法を載せてみました。

水分を摂ってもらうための対処法

・朝の挨拶時に乾杯をして飲んでもらう

・運動したり入浴後は必ず水分を摂るように説明する。   

・食事前にコップ回収するため「回収するので飲んじゃってくださいね」と頼む。

・いっそのこと直接、脱水になると説明する。→けっこう飲む人多い、嫌々の人もいるけど

午前中の間にコップ1杯以上は飲んでくれる人が多く、声をかける前よりは脱水での体調不良者は減った思います。

職員の自己管理

わたしたち職員側も水分はすごく大切です。利用者さんの体調管理も大事ですが、自己管理も大切ですね。

ちょっと一段落できたと思ったら「○○さーん」って利用者さんからも職員から呼ばれたり…なかなか水分を摂るタイミングって少ないです。忙しく動き回ると気づかないうちに汗もかいていますしね。 自宅から出勤する前、利用者さんが来所する前、入浴介助の前後、送迎前後、自分がトイレに行った際等々隙間時間を見つけて水分摂取こころがけましょう!

送迎に行き戻ってきたタイミングで体調が悪くなる職員もいました。とりあえず水分を摂って少し休み回復して仕事復帰できましたが、そうならないためにも水分摂取、少しでも摂れる機会を作りましょう。また、水分摂取のみでなく塩分タブレットも摂取するのも効果的です。今日が暑い日だと分かっているときは入浴介助前、送迎前に摂取しておくと良いかもですね。     

マイボトル、持ち歩いていますか?小さめを置いておくと場所を摂らずこまめに水分を摂るのにちょうど良いかもしれません。飲みきったらこれだけ飲めたな~っていう感覚にもなれますよね。自分の水筒たまに置き忘れたりするので、忘れ物には注意です!わたしはよくやります。

↑炭酸水を入れる水筒、パッキンの取り扱いが楽な水筒があるようですよ~

コーヒーは水分ではありません。利尿効果があるので水筒の中身にも注意が必要です。私もコーヒー好きなのでね、ついつい飲んじゃいますが勤務中はお茶や水が良いですね。

これからの時期、脱水にならないよう相手の管理だけでなく自分の管理も行っていき、また、脱水症状に早く気付くことができるとよいですね。


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